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結城浩 著 数学ガール レビュー

結城浩数学ガール

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読みましたー。

オイラー誕生300年に捧ぐ魅惑の数学物語、第1弾。

 

話せば長くなるので省略しますが、数年前にこの本の存在を知ってから、いつか読もうと思っていて漸く読むことが出来ました。

 

わたしは、中学・高校と数学が得意でした。そして、国語・社会が苦手な典型的な理数系人間でした。

 

この本の存在を知って読みたくなり、ネットでサンプルを読んで益々読みたくなっていました。

 

そして読んでみてズバリ、難しい。

 

この本に書いてある数式ですが半分くらい(それ以下かも)しか理解できませんでした。

 

それでも、数学の面白さは凄く伝わってきました。

 

特に印象に残ったのが、数列の一般項を求めるとき、母関数を作って、この母関数の閉じた式を求めて、、、というところ。

 

このことについて本の中の登場人物のミルカさんは、

「(数列の国)から(母関数の国)へ渡る。次に(母関数の国)を通り抜ける。そして(数列の国)へ帰ってくる。」

という表現を使っているが、まさにその通り。

 

こんな方法があるんだと感心しました。

 

数学の魅力を感じられる本でもありますが、登場人物たちの物語もしても充分に面白かったです。

 

でも、おそらく数学が好きな人じゃないと楽しめないんじゃないかと思いました。

 

数学が好き・得意だった人は読んでみる価値はあると思います。