内藤了 著 MIX 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 レビュー
内藤了 著
MIX 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子
読みましたー。
シリーズ第8弾!
ここで、裏組織の名前が出てきます。
●あらすじ
狭山湖に捨てられた下半身が魚!?の人魚らしき子どもの遺体。
その後、次々と奇形化されていると思われる子どもの遺体が発見される。
比奈子が所属する猟奇犯罪捜査班こと厚田班の捜査により容疑者を突き止めていく。
奇形の子どもを作った、驚くべき動機とは!
●感想
いきなり人魚の子供の遺体が出てきて、いつもながらこのシリーズの始まりは猟奇的です。
猟奇犯罪捜査班の厚田班により事件は、解決するのですが、ここで裏組織の名前が登場します。
どんな組織なのかはまだ分かりませんが、人間兵器を作ろうとしている、とんでもない組織のようです。
容疑者は、この組織に関わっていたようで逮捕寸前に殺されてしまいます。
組織 対 猟奇犯罪捜査班の展開になっていくのが楽しみです。
また、あの死んだ佐藤都夜がまだ絡んできそうでこちらも、どう絡んでくるのか楽しみです。
厚田班は、比奈子の先輩だった東海林が警視庁に転勤になり、新人が入ってきました。
そんな新人くんは、キャリアにもかかわらず所轄の厚田班に憧れてわざわざ入ってきたという変わり者です。
警視庁に転勤になっても猟奇犯罪捜査班の一員として捜査する東海林は、普段はおちゃらけてますがいざという時は凄く頼りになる刑事です。
中島保、児玉永久、金子未来、スサナなどの人物も今後どうなっていくのか、気になります。